代表挨拶
科学技術・技能の進歩は、社会に大きな発展をもたらし、豊かさを生み出してきました。少子高齢化社会を迎えたわが国では、先人たちから得た科学技術を次世代に引き継ぐことの重要性がいま問われています。
科学が今後発展し続けるためには、先人の技能(個々の現場から得たノウハウ)と技術(技能から得た経験やノウハウを広め、世の中に役立つための知識体系)を次世代に、どう継承化していくかが、これからの大きな課題となります。
これらの社会背景を基に、弊社は、筑波研究学園都市の地の利を活かし、研究者・技術者がこれまで培った技能、技術(知財)の継承を仲立ちすることを目的として設立されました。
現在弊社は、東海村の中性子ビームを利用した先端研究施設「J-PARC」および筑波研究学園都市の研究機関を対象にした人材派遣事業を通して、ハード、ソフト両面で技術者の知財の伝承と再生の支援に貢献してまいりました。更には時代の要請に応えるため障がい者福祉サービス事業とロボット・ドローン事業にも着手しました。
培われた知財を次世代へ、いかに伝承・再生していくか。弊社は、価値ある科学知財を再生(過去らか未来へ)・伝承(人から人へ)・創造(無から有へ)していくことで皆さまのお役に立ちたいと考えております。
代表取締役 出澤 純夫